/ 最終更新日 : 2021年10月10日
返信先: Don Juan
ホーム › Letter Box › Letter box › Don Juan › 返信先: Don Juan
2021年10月10日 10:18 AM
#1228
かわいで
ゲスト
再演「ドン・ジュアン」観てきました。
シェフィールドからセビリアへ。郊外のイギリスから赤い砂漠のアンダルシアへ。ドラァグクィーンから亡霊へ。
ちょうど2週間前が名古屋「ジェイミー」の大千秋楽で、艶やかに踊るトレイさんを観たばかりなのですが、今や大阪で「ドン・ジュアン」。鎧ずくめの騎士団長そして亡霊に逢えてるんだと思うと、果たして現実かなこれは…?と自分を疑うことしきりです。(現実でした)(嬉しいなあ)
大阪と東京、11月あたままでの4週間。まだまだ予断を許さない状況の中、どうか最後まで走り抜けて、一人でも多くの人が新しい「ドン・ジュアン」に出会えますよう。
いやもうホント、新しかった…!
★★★ネタバレあり★★★
物語や構成は基本的に初演と変わりませんが、立ち位置や振付が大きく手が入っていて、特に亡霊に関しては多くの動線が変わっています。「嫉妬」や「呪い」、マリアが石の像に語りかける曲もひとつひとつが新しい。
亡霊メイクも変わって、表情がよく見えるのが嬉しい。うわあこここんな顔してたんだ…っていう新しい発見がザクザク。
大きな変更としては決闘前、「決戦のサパテアード」に変わってマリアの歌が加わったこと。初演で毎回ばくばくしながら見守った亡霊率いる全員でのサパテアードがなくなったのはショックなのですが、マリアの曲に入るところの亡霊がすごく、すごくいいので、惜しむ気持ちと「ああ、これ、これは…今回ならでは…とても…とてもいい…」な気持ちで歯を食いしばった(再演にありがちなジレンマ)。
ひとつひとつの場面を、表情を、心に刻みつけていきたいと思います。