「ライムライト」大阪公演が本日まで。来週末は最終地、大分・別府公演となります。
2024年のこの作品、一回一回が素敵な時間となりますように。
岡山のくまさん
初演から9年、再演から4年でしたっけ。演じる側も観る側もけっこうな歳月を経て、「あ、そうだった…」「なるほど、それはそうだ…」って新たな深みに気づかされる再々演でありました。ストーリーもテーマもしっかり作り上げているこのメンバー、だから作り出せる空気、だから外そうと思えばこれぐらい外せちゃうアドリブ、じっくり楽しむことができてうれしかったです。一度のお芝居がしっかり彼らの人生だから、ポスタントの「苦しいか?」の感じ方、染み入り方とかは毎回、まるで初見のように染み入ってくるんですよね…。
アドリブといえば純米さんによる「カルヴェロの特別公演を観に来た人々」ですが、当初レッドファーンとピアノ弾きさんだけだったのが、カンタベリー劇場でピエロをやってた芸人さんが加わって、千秋楽はなんと「号外ー!号外ー!」の新聞売りさんが出てきたのにはびっくりしましたね。完全に余談ですがあの舞台はきっとテリーの姉さんも観てたと信じています(純米さんにやってもらうわけにはいかないが)。