おはようございます。昨日の観劇の補足です。
〈主人公のバックグラウンドとして掘り下げたいこと〉
・日常母(とその友人)が父親の代わりをしてくれている
・父は固定観念の強い人で、主人公の内面を理解しようとしなかった。
・主人公は気が優しく、マイペースなタイプ。(パフォーマー志望にしては、踊りの型が決まっていないのが今後に向けた課題か。)
・なぜ、主人公はドラグアクインになりたいのか←服装?パフォーマンス?ひたすら女性的でありたい?
・16歳という設定は、級友も含めてドラグアクインのパフォーマンスに関心持ち、見学に行くだろうか?(舞台では、プロム衣装が二種類登場している。卒業式後のフォーマルパタンと、ダンパというだけのカジュアルスタイルでのフィナーレパタン。舞台では、時間の逆行あり、観ていてやや混乱した。)
・主人公は、頼もしい母への思慕と男性の中に女性的部分を認めるというクインたちへのシンパシーの間に、自分にとっての新しいバランスを見いだして行く。(クインたちの中には、内面に女性性強い人、男性性強い人があるはず。そこを個々に演じ分けて貰うと、感情移入しやすくなると思われる*。)
・主人公が自分のなりたい者、自身の変心願望に気がつくまでの経緯が今少し暗示されていたならば、より理解しやすくなるだろう。
(たとえば、子ども時代に出色のパフォーマンス経験あり。それを訳あって封印しなければならなかった立場とするか。或いは実は、SNSで制服でのパフォーマンスを発信始めていて、目下密かな人気者になっている!?とか。)
*(参考)LGBT用語解説 より
〈ドラァグクイーンとは〉抜粋
クィアカルチャーで歴史の長い、パフォーマーの一種。ゲイのクラブなどが発祥とされている。派手なメイクと「女装」でステージで踊ったり口パクをしたりするパフォーマンスが定番。一説によると長いドレスやガウンを引きずる(ドラァグ/Drag)姿が由来とも言われている。ゲイ男性であったがドラァグの経験を通し、自分が女性であったと気づいたトランスジェンダー女性のドラァグクイーンとしてジア・ガン(Gia Gunn)が有名。
←上記、カンパニーの皆さんと参考になさってください。
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千穐楽を無事迎えられますよう願っています。